【226】地蔵盆
昨年、SNSで「地蔵盆」について発信したら、知っているのは関西の人たちだけなのでおどろいたことがある。てっきり全国的な行事だと思っていたのだ。
でも同じ滋賀県でも、地蔵盆の違いはある。わたしの実家は木之本に近かったので、木之本の地蔵縁日が大きな楽しみだった。長浜にやってきて、町内の小さな祠や、野仏を子供たちを中心にしてお祭りするということを知った。これも子供たちの夏休みの最後の楽しみであった。
子供が大きくなって、町内の地蔵盆に縁が薄くなってしまて、今年は前々から気になっていた「醒井の地蔵盆」を覗いてみることにした。中仙道六十一次「醒井の宿」の面影が残るこの町は、「梅花藻」の咲く町でもある。湧き水のきれいな川に沿った、落ち着いた街並みは、わたしの好きな町のひとつといえる。
地蔵盆の始まりは日暮れからと案内されていたので、仕事帰りの6時前では、まだ人がちらほら、その上雨が降り出した。
木の本の賑わいを予想して行ったので、あまりの差に拍子抜けしてしまった。お参りしたら帰るしかなく、がっかりしていていて、同行の娘に「何事も見てみなわからんもんや」と慰められてしまった。
町内の「作り物」があちらこちらにあった。そういえばこれが楽しいといっていた人もいたっけ。これは近くの「番場」を意識した「瞼の母」の一場面。

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