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歳時記

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2016年9月26日 (月)

【1643】廃校でランチ

外食をほとんどしない私が、敬老の日の母へのプレゼントとして連れ出した先は、廃校になった校舎を利用した「レストラン?」

Photo(写真は「ここから」のホームページより借用)

廃校になった長浜市丹生小学校の木造校舎は、今、NPO法人が運営する不登校児等のための寄宿舎になっている。自然豊かな丹生の村で、人とふれあい物と触れ合って、若者たちは元気を取り戻し帰っていくと聞く。

その活動の一環に、土曜日限定のランチがある。

懐かしい木造校舎の正面玄関を入ると、緑のエプロンをした若者が出迎えてくれた。子供(孫)を連れているのをみとると、「チャイルドルームがあります」と案内してくれた。本来のランチルームとは玄関はさんだ反対側、12畳ぐらいの和室だった。

子供を連れて外食をするとき、一番困るのは料理が出てくるまでの「待ち時間」。まだ2歳にもならない幼児に、おとなしく待ってなさいというのも無理な話。ところがこのチャイルドルーム、おもちゃは置いてあるし、貸切状態だから少々騒いでも迷惑がかからない。珍しいおもちゃに夢中になっているうちに、料理が運ばれてきた。

メニューは、和食、洋食のいずれか。わたしは洋食、母と娘は和食をオーダー。ライスかパンは好みで。

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気取らない普通の家庭料理という感じである。これに、食べ放題の手作りパンと、飲み物(紅茶、カフェオーレなど数種類より)がついて、ワンコイン(500円)でOK。

春に誕生したひ孫を膝に乗せ、母は、「ここは落ち着いていいねえ」と満足そう。満腹した上の子は、サッカーボールを持ってグランドへ出て行ってしまった。危険物のないグランドだから、放し飼いにしてお守役も楽ちん。

常連さんらしいひと、私のように聞き知ってくる人、たくさんの人がランチの訪れていた。なかには、老婦人を、「昔と変わってないでしょう」と案内している姿も目にした。かってここで教鞭をとっていた方らしかった。

敬老の日のプレゼントが、500円ランチでちょっとお手軽すぎかな?と思わないでもなかったが、楽しそうだったから、まっ いいか。

  秋日和木造校舎のレストラン  あおめ

2016年9月15日 (木)

【1641】フィンランド旅行 ⑨ (余話)

ヘルシンキは物価が高い? 消費税が24%もかかっていれば、そうなるかもしれませんが、実感はありませんでした。
まず食事についていえば、レストランで食べたのは1回だけ。それもコース料理ではなく。デパ地下やスーパーでは、パック売りじゃなく量り売りを買うので、少ししか買わなかったし。
私の好きなクロワッサンが、あるスーパーでは€0.7、老舗のパン屋では€1.5、その店内カフェでは€3.5、そんなものだろうと思う。私としては、慣れないチップに気を遣わなくてよいのがありがたかった。チップになれている外国人は、実にスマートにチップを渡す。あんな真似はとてもとても・・・。
でも、タリンからの帰りのフェリーを下りたとき、缶ビールをケース買してきた人を見かけた。やっぱり高いのだろうな。

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クラシックカー
ヘルシンキ大聖堂が夕日に映えると美しいと聞いていたが、夕日が見られるような日がなかった。いよいよ明日は帰国という日は、これまでになく晴れていた。「今日はヘルシンキ大聖堂へ行こう」と、早めに部屋にかえって、夕食を取った。食材余さず食べてしまおうと、いささかゆったり食事をしすぎて、目的地に着くまでに日が落ちてしまった。

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しかたがないので、夕暮れの街を散歩することにした。ようやくヘルシンキ時間に慣れて、夕食即ベッドのパターンから抜けたわけだ。マーケット広場に下っていくと、薄暗くなり始めているのにすごい人出。なんかあるよ、これは!
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それはクラシックカーの大集合。昼屋台のテントがあった場所に、クラシックカーがずらり。人もあふれかえっている。そんな間を縫って、家族を乗せてご自慢の車がしずしずと進んでいく。自動車には詳しくない私ですが、見ていると面白い。エンジン部を開けていくつもの頭が覗き込んでいる車もある。

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リードを外してもらって
何年か前、夜のロンドンをひとりうろついて、ひどく心配をかけたことがあった。今度の旅では、しっかりとリードがついていて、娘の監視下(保護下)にあった。明日帰国するという日の午後、ついに放し飼いになった。
そこで、動物園の島へ行ってみることにした。何とか乗り場を見つけ、水上バスに乗り込んだ。「一人でも動けるところを証明しなくちゃ」と思ったのですが。
スオメンリンナ島と同じ、乗り物のdayカードが使えると思っていたのに、別会社でしっかり€6.8請求されました。そして島に着いたら、「波止場=動物園の入り口」なので、上陸するには入園料が必要なのです。娘との待ち合わせ時間を考えると、€16払って、動物を見て回る時間などとてもない。(私は島の散歩をするつもりだったのです)
ということで、乗ってきた舟でUしました。何ともばかばかしい海上ドライブでした。
待ち合わせまでの残り時間で、砕氷船を見に行きました。フィンランドには8艘の砕氷船があるそうですが、その2艘が停留していました。

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ふと、第二次南極探検隊が、氷で動けなくなって、アメリカの砕氷船に助けてもらったことを思い出しました。

ヘルシンキ―カードというのがあって、ヘルシンキの交通機関と、主な施設の入場が、フリーになるというものです。私たちは使いませんでした。入場料の必要な施設をたくさん回るなら、これは便利だと思います。でも、たくさんのミュージアムをめぐるなら(一施設€10前後)お得かもしれないが、そうでなければdayカードで十分。うまく計画を立てて、行く方向を決めておけば、徒歩で巡ることだって可能。私たちは、ヘルシンキ市の対角を移動したりしたので、重宝した。

新しいプールがオープンしたというニュースを聞いた。一つは海水プールで、海水温度そのままだとか。気になっていたら、船に乗る時に「あっ、これのことなんや」と気が付いた。マーケット広場の隣りである。海に張り出したデッキに、水をたたえた穴が2つ。一方は青々とした水。もう一方は、船の浮かんでいる海水と同じ色。後者はどうやら、温度が同じどころか、港の海水をそのまま入れているのではないかと思われる。その日は天候が良かったとはいえ15℃もなかったと思う。泳いでいる人は2人ぐらいいたが、海水の方に入っている人はなかった。冬になっても海水温と同じ・・・泳ぐ人いるんかしら? サウナの後ならいいのかな。

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  地図追うて旅の思い出秋夜長  あおめ

2016年9月14日 (水)

【1640】フィンランド旅行 ⑧ (エストニアへ)

バルト3国の一エストニアは、シェンゲン協定加盟国なのでフィンランドからは入国審査もない。その首都タリンは、古い町並みが保存されている。フェリーで2時間ほどで行ける。・・・と条件がそろっていたので、1日をエストニアへ行こうと話し合った。

娘が日本にいる間に、ネットでフェリーの乗船券を手配してくれた。出航は7:40だが、30分前までにチェックインしなければならない。人通りの少ない通りに出て、トラムに乗った。

フェリーは黄緑色のきれいな船体で、船腹にTALLIMNと書いてある。大きなフェリーだが、ストックホルムに向かうフェリーと比べるとかなり小さい。

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船首にあるラウンジが一番いい席だったが、座っていいかわからず、うろうろしてしまった。(わかったときは席が埋まっていた) 海は穏やかだったが、曇っていて灰色の海しか見えなかった。

タリンは、旧市街、新市街に分かれていて、新市街は高層ビルが建つ普通の都会だが、城壁で囲まれた旧市街は、がらりと様相が変わる。

長い城壁。石畳の細い路地。教会の尖塔・・・サーベルを持った三銃士が歩いていてもおかしくないような街のたたずまいだ。

港に近い東の方から入る。城門ともなる塔が、風化のためか傷みが激しい。

Dscn6315入ってすぐ、城壁に沿って、露天の店が並んでいる。セーターや靴下、帽子など、毛糸の編み物が売られている。そうか「セーターの壁」というのは、これのなんだ。

Dscn6316言葉が通じたら面白いだろうが、残念ながら一通り見るだけで終わった。いかにも暖かそうな分厚い靴下が、€18ぐらいだった。登山靴でなら履けるかな?

城壁の向かいにトンネル。

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ぬけるとそこは職人たちの工房の跡。

石の壁が美しい。

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旧市庁舎前の広場に出る。広場の周りには、食事用のテラスが取り囲んでいた。

地図を片手に持っているものの、高い塔が見えると、何となくそちらに引き寄せられてしまう。近づいてみると、博物館などになっていたりして、中には入れずただ眺めてくるということも多かった。

細い裏道のようなところを登っていく。

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開けた場所に出て、街が見下ろせる。デンマーク王の庭というらしい。庭を区切る城壁があって、端には塔が建っている。防御のための塔は、いまではカフェになっているらしい。

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城壁を通り、また少し登ると、これまでとイメージの異なる建物が現れた。アレキサンダーネヴスキ大聖堂だった。どっしりと、且つカラフルで、ロシアの教会って感じがする。

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この教会の前の市庁舎は、かっては貴族の館だったということだ。あとで知ったのだが、このあたりの高台は、「トーンペアの丘」と呼ばれ、支配者階級の住んでいたところだった。

近くの教会で、人だかりがしていたのでみると、改まった服装の人や、花を持った子供がいる。

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「今日9月1日だから、新学期が始まるんじゃない」と、娘が言い出した。やがて鐘の音とともに教会の中に入っていった。その後あちこちで、新入生らしいそろいの帽子の子供たちを見かけた。新学期に教会に集まるということが、よく理解できなかったのは、生活の中に宗教が浸透していない日本人だったからだろう。

郵便局で絵葉書を買ったとき、「この絵葉書のような風景はどこでみられるのだろうか」と、娘が聞いてくれた。教えられた一つに行ってみた。聖オラヴ教会。14世紀ゴシック建築としては、世界最高の124m。

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€2で、塔の上に登りました。すり減った石の急な螺旋階段。その上薄暗い。あっという間に汗が噴き出て、行けども行けども終点が見えてこない。日本の城の天守閣最上階と似た雰囲気のところが終点だった。

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外に出ると、屋根の一番下の部分に、通路ができていた。そこからの眺めは素晴らしかった。レンガ色のの屋根が広がり、教会塔が抜きんでて聳えている。よく見ると自動車が走っているが、かっては馬車が行き来していたのだろう。

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  尖塔の高きを秋の風渡る  あおめ

塔に登るのに予想外の時間を食ってしまった。フェリーに乗るために、倒れるほど走った。

タリンでの昼食は、城門近くのロシア料理のレストラン。私の頼んだのは、ビーツのスープ。好みで入れるように、サワークリームと刻みにんにくが付いていた。とてもおいしく満腹になった。

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2016年9月10日 (土)

【1639】フィンランド旅行 ⑦ (食事事情)

フィンランドに来て食べたいもの・・・下調べしてきてある程度リストに挙げられるけれど、実際はなかなか思い通りにはいかなかった。

ヘルシンキについて2,3日は、部屋にかえって夕食をとると、どちらが先ということもなくベッドに倒れこんでしまう。シャワーも浴びず、歯も磨かずという日もあった。疲れのほかに、時差のせいも大きいと思う。部屋に帰ってきた時点で、日本時間では日付が変わっているのだから。その代り、日本時間の5~6時ごろに目が覚めてしまう。そういう状態だから、「レストランの予約もできないね。その頃もう寝ちゃってるから」ということになる。

デパートの地下や、近くのスーパーにはよく出かけた。

乳製品が豊富で、特にチーズの多さは目移りしてしまう。日本の2~300gサイズではなく。1kg近い塊もある。これでもかというほど分厚く切ってパンに乗せ、とろりと融かして食べる幸せ。

パンと言えばこれも種類が多い。そして日本ではあまりなじみのない「ライ麦パン」が幅をきかせている。今度の旅で食べたいもののひとつであったが、ライ麦パンと知らずに食べていた。薄めのスライスは、小麦粉のパンより硬いためだろうか。ハムやチーズや野菜を挟んで食べた。

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肉では、一度トナカイの肉を味わってみたいと思っていたが、生肉には手が出なかった。ハムのパックが並んでいる棚の前で、どれがトナカイの肉なのかと、ずいぶん悩んだ。黒味がかった肉だろうと思っても確信が持てない。表示はフィンランド語らしく読めない。地元の人に聞いたりして買ったスモークしたトナカイの肉は、少し酸味があった。

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野菜・果物の、量り売りがうれしかった。日本と全く同じ野菜果物もあれば、どこがちょっと違うもの、何かわからないものもある。桃を買ったが、これがまた硬くて、ナイフで皮をむいてリンゴ感覚で食べた。サクランボは直径が3㎝ほどある大きいもので、甘くておいしかった。キノコの量り売りもあって、カサの部分が千切れてしまわないのかと思った。

デリカテッセンの利用も少しだけ。ロールキャベツを買ったとき、注文が通じない。指差すと「キャベツロール?OK」でした。次に別のスーパーへ行ったとき、「キャベツロール」というと一発okでした。

2016年9月 9日 (金)

【1638】フィンランド旅行 ⑥ (公園)

一国の首都であるヘルシンキには、日本の都市では考えられないような穏やかな空気が流れているように思われた。

信号が少ない。歩行者が横断歩道に差し掛かると、車は必ず止まってくれる。後ろの車がせかして警笛を鳴らすことはない。車同士も譲り」あっているのだろうと思う。

それから公園が多い。大きい公園がいくつかあるが、そのほかに2分の1ブロックぐらいの大きさの公園をいたるところで目にした。私たちのホテルの近くにもあった。写真は、二日目に訪れた「デザイン博物館」の前の公園。

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  大都市の小公園に秋の声  あおめ


大きな公園は、3つ訪れた。

シベリウス公園 フィンランドの作曲家と言えばシベリウスしか知らない。(小説の中に出てきたから覚えた) それゆえ、ぜひ行ってみたいと思っていた。

テンペリアウオキ教会を出て、緑地の中の道を歩く。

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海岸沿いの道に入ると、たくさんのクルーザーと、水鳥が見られた。

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鳥と言えば、ヘルシンキの鳥は、人に対する警戒心がうすい。

やがてシベリウス公園のパイプの彫刻が見えてきた。パイプの数は100本以上あるのだろうか。様々な大きさのパイプがかたまって、筒先を空に向けている。一本一本をよく見ると、表面に彫刻などの模様が見られる。

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その横に、シベリウスの肖像のレリーフがある。本当に首の上だけ。さらし首みたいでいやだなと思ったのは、日本人のわたしだけ?観光客でざわめいているけれど、シベリウスは鳥の音楽に耳を傾けているのかもしれない。

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カイヴォブイスト公園シベリウス公園からはトラムを利用して、中央駅をはさんで反対側にあるカイヴォブイスト公園に向かう。この公園も海に隣接している。アップダウンのある広い草地。その中に散策路があって、メインの道はトラム駅から海岸に向かっている。所々、ベンチもあって、歩くのに疲れたら休めばいいのだろう。

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海岸まで出たところで、ヨットの帆を思わせるカフェが見える。「カフェ・ウルスラ(Café Ursula)」だ。

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近づいていくと、一人の男性が声をかけてくれた。何か言ってる。よく聞いてみると「カモメ食堂」と言っているらしい。映画「カモメ食堂」の舞台になったところで、日本人とみれば、そういうのだろう。その映画は見ていないというと、残念そうだった。

テラス席も魅力的だったが、風があったので中に入り、海の見える窓際の席に着いた。注文の仕方がよくわからないのに、さっそく料理を取り始めた私に、娘が手招きする。料金を先に払って、欲しいものを皿にとっていくらしい。何を食べたのだったかな。青い海を見ながら、美味しく頂いた記憶だけはあるのだけれど。

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常連らしき人たちが、談笑したり、新聞を読んだりしている。

沖にヨットが浮かんでいる。カモメが視界を横切る。わたしもつい「カモメ食堂」と呼んでしまう。「海の見えるカフェに行きたい」と言っていた娘も大満足。


カイサニエミ公園 最終日、トラムのカードの有効期限も切れ、中央駅の近くの公園を歩いてみることになった。駅のコインロッカーに荷物を預け、正面左の広場に出る。来年の開催をアピールする、大きな文字ブロックが置いてある。その奥の方に行くと、もう公園の緑。植物園があるらしいが、柵で囲っていて、入り口は反対側のようだ。

どんどん奥に行くと、海(?)に出た。湖のようであり川のようでもあるそこは、かっていりくんだ湾であったところが、狭い部分が埋められたり、橋が架かけられたりしてできた「海」だろう。地図でトロー湾と名前があるところは、周囲が囲まれていてとても湾とは言えない。鉄道ができたとき切り離された湾の一部なのだろう。

岸に人が群がっている。何かあるのかなと思っていると、水面をボートが滑っていく。エイトと呼ばれる競技用ボートだ。湾の開けた方向に進んでいく。また一艘。橋をくぐってたちまち見えなくなる、

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その後も、ボートを載せた車が駐車場に入ってくる。今日は試合があるのかなと待っていたが、それらしき変化もない。休日を過ごすためにやってきたボート仲間かもしれない。

公園の周囲を回るようにして駅に戻った。

2016年9月 7日 (水)

【1637】フィンランド旅行 ⑤ (教会巡り)

マーケット広場でおなかを満たした後、フェリーを下りる前から気になっていた建物へ。
港近くの小高い場所に、茶色っぽい尖塔。「ウスペンスキー寺院

Dscn6200近づいて分かった、小高くなっているのは、岩盤の上に立っているから。

Dscn6203ロシア正教の教会。入ってみると、きらびやかな内部。聖壇の上の天井は、星のきらめく空を表現している。

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ウスペンスキー寺院を出ると、突出した大きい建物が見える。「ヘルシンキ大聖堂」だ。

Dscn6209石畳の坂を上っていくと、広場があり、大階段の上にその教会は立っている。

Dscn6213左手から入って、正面が祭壇。あれ?と思ってしまった。
中は、プロテスタントの教会らしく、派手な装飾もなくすっきりしている。

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メトロ、トラム、バスの駅が集中しショッピングセンターのあるカンピは、いつもたくさんの人でざわめいている。
そこに「静寂の礼拝堂」がある。どこかの教会の属するものではなく、忙しさの中で心の安らぎを求める人の礼拝堂なのだそうです。この礼拝堂は、建物自体のユニークさで注目されています。側面は、木で出来ています。細く薄く切った木を巻きつけてある感じでした。言い方は悪いけれど「わっぱ」の巨大形ともいえるかな。

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中に入って天井を見ると、卵型(楕円の一方が細くなっている)。明かりは、天井と壁の間から下りてくる。(写真は撮れなかった) 


翌朝訪れた、「テンペリアウキオ教会」は「岩窟の教会」とも言われている。私の一番行ってみたかった教会である。

フィンランドは岩盤が多く露出していて、市内でもたくさんの岩盤があることに気付く。テンペリアウキオ教会は、この岩盤をくりぬいて作られている。

Dscn6247写真の手前は岩盤、後方青い部分は教会の屋根。

中に入ると、削り後もそのままの岩盤の壁。

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見上げる天井は、銅版。

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天井と屋根の間から差し込む光が、縞模様になって美しい。

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【1636】フィンランド旅行 ④ (マーケット)

スオメンリンナ島から戻ると、もう13時を過ぎていた。昼食は、マーケット広場の屋台店(?)で取ることにした。

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マーケット広場は市庁舎・大統領官邸と船着き場の間にある、細長い広場で、テントの店が並んでいる。食料品の店は、鮮魚からホットドッグ・北欧料理までいろいろ。アクセサリーや防寒着も売っている。

ビニールで囲ってテ-ブルと椅子が置いてあるところが、食事をとるところ。入口で注文して、出来た料理をもらってはいる。注文する料理名がわからなくてもいいように、メニュー代わり写真を掲げてあるので。食べたい番号を告げるだけでよい。

そこで食べたのは、鮭のソテー、ニシンのから揚げ、揚げポテト、ソースと、スープだったかな。

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マーケット広場の隣に、「オールド・マーケット・ホール」がある。ビルの中だけあって、露天よりちょっと高級感。

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鮭の燻製に、熊肉の缶詰

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翌日は、ヒエタラフデン・キルップトリ(Hietalahden Kirpputori)の、蚤の市に出かけた。トラムを下りると目の前の広場に人が集まっていて、すぐに分かった。

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まさに「蚤の市」だ。掘り出し物があるかもしれないと聞くけれど、わたしにとってほとんどガラクタ。古着あたりはまだ理解できるが、年季物の電気器具や、飾りの一部など、どこにつかうの?と首をかしげたくなる。見る目がない上、言葉が出てこないから冷やかしもできない。

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品物とお金を交換している風景には出会わなかった。たまに売れればいいのかもしれない。

後ろの建物にも、常設の店があり、こちらは嗜好品などが並んでいた。食事もできる。

2016年9月 6日 (火)

【1635】フィンランド旅行 ③ (要塞の島)

三日目も雨で、でも行きたいところがあった。それは要塞の島スオメンリンナ島。18世紀に建設され、スェーデンやロシアの基地となり、20世紀にフィンランドのものとなってからも、戦争のあるたびに基地となってきた島。いまは、世界遺産に登録され、市民の憩いの島になっているという。
「要塞の島」なんて聞くと、城跡ファンのわたしとしては、ぜひ見てみたいと思うのも当然の事だろう。

雨でも行こうと思ったのは、雨OKという準備をしてきたから。登山用レインスーツを持ってきていたのだ。娘は行かないといっていたので、一人で出かけるつもりだった。しかし、娘としては、危なくてとても一人では行かせられないと思ったのだろう、一緒に来てくれた。

まず、キヨスクで、公共交通機関の乗り降り自由の「dayカード」を購入。4日(48時間)で€20。島へ渡るフェリーにも使える。

トラムでマーケット広場の隣にあるフェリー乗り場へ。

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15分ほどでスオメンリンナ島に到着。

初めは地図を見ながら歩いていたが、興味惹かれる城壁などあると、いつの間にか道を逸れてしまっている。果ては、袋小路に入り込んだり、方向感覚をなくしてしまったり。「ほらね、私がいなかったら、お母さんは船着き場にも出れなかった」と娘は思ったに違いない。寒い中ついてきてくれて、ありがとうね。ただね、一人だったろもっとじっくり見られたのにって、思わないでもないの。

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島全体が要塞で、石造りの建物が重々しく建っている。この島は冬季雪に覆われるようで、そんな中、冷たい石の部屋にいた若い兵士たちの過酷な生活を思うと、戦争で犠牲になるのはいつも弱者だと思わずにはおれない。

西を向いた大砲は、ロシアが統治していた時代のもので、どこを警戒していたかがうかがえる。

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【1634】フィンランド旅行 ② (マリメッコとアラビア)

フィンランドの3大ブランドと言えば、「マリメッコ」「イッタラ」「アラビア」とガイドブックにあった。

フィンランド2日目は雨の予想。それなら屋内で過ごせるマリメッコ本社に行ってみようということになった。

ブランド物に興味のない私は、この旅の予習で、「マリメッコ」なるものを初めて知った。フィンエアーの機内に入ってまず目についたのが、マリメッコデザインのブランケット。機内食にはマリメッコのナプキン。街のショウウインドウにマリメッコ。攻めてくるマリメッコsign03

マリメッコ本社はヘルシンキ郊外の島なので、中央駅よりメトロを利用。市内均一2.7ユーロ。娘に懇切丁寧に教えてもらって、ようやく一人で切符が買えるようになった。

駅を出て15分ほど、地図を頼りにたどり着くと、入り口付近に人だかり。しかも日本人らしき人ばかり。何かトラブル? 聞いてみると10時の開店を待っている人たちだった。ガイドブック片手に、時間前に来て群がっている・・・・いかにも日本人らしくって笑ってしまう。自分もその中に入っているのかと自嘲。

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ドアが開いて、どっと流れ込む。何百ユーロもする、バックや服はとても手が出ない。ほとんどの人の目的はアウトレッドと小物。私もせっかく来たのだから、お土産に何かと思うが、手ごろな値段で気にいったものが見つからない。結局ポーチを二つ買った。

マリメッコ本社での予定はもう一つ。社員食堂で昼食をとること。€11のバイキングだった。どれもおいしかった。

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初めのうちに行っておきたいところがあった。「観光案内所」だ。到着時、中央駅周辺にあると思って、散々探して移転したことが分かった。どこに移転したかも聞かず、雨の中娘の後ろから歩いていると、自分がどこにいるのかわからなくなってしまう
。石畳は、けっして歩きよくはない。そしてヘルシンキは坂道が多いと認識したのもこの時かもしれない。

ようやく見つけたのは、マーケット広場の近くだった。ここで日本語ガイドブック(A5版100ページ)と、地図を手に入れた。

夕食は、北欧最大のデパート、ストックスマンの地下で購入。
チーズが豊富で迷ってしまう。パンも種類が多い。日本でいう菓子パンは見当たらない。野菜・果物はパック売りもあるが、量り売りが幅をきかしている。セルフの量り売りで、プラムと桃を買った。
支払いはほとんどクレジットカード。旅行中困ったことに、私のクレジットカードのICチップが反応しなかった。カード社会の北欧でこれは非常に痛かった。


アラビアファクトリー(Arabiran Tehtaanmyymaa)には、4日目に行きました。

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マリメッコほど遠くはないけれど、郊外でした。トラムを下りると、高い煙突が目に入りました。そしてその建物の壁には「ARABIA」の文字。

工場の見学はなしで、ショップの方へ。不勉強で、アラビア製品だけかと思っていたら、イッタラ(iittala)がある、フィンレイソン(Finlayson)がある。まごついてしまった。

アウトレッドがあると聞いていたので、わたしにも手が届くかと期待していたが、・・・無理。アウトレッドではいまいち満足感がないし、いいなあと思うと、やはりそれなりに・・・

娘は散々悩んでお気に入りのカップを購入。(無傷で日本に持ち帰れて、ほっとした様子) 私はというと、分相応なものを、お土産用として購入。

帰路、娘が「記念に」と渡してくれたムーミンのスプーンは、ここで買ったものだった。

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2016年9月 5日 (月)

【1633】フィンランド旅行 ① (入国)

娘が誘ってくれて、フィンランド(ヘルシンキ)旅行ができた。

旅の思い出をいくつかに分けて記録しておこうと思う。

フィンランド旅行①:このページ
フィンランド旅行②:(マリメッコ)
フィンランド旅行③:(要塞の島)
フィンランド旅行④:(マーケット)
フィンランド旅行⑤:(教会巡り)
フィンランド旅行⑥:(公園
フィンランド旅行⑦:(食事事情)
フィンランド旅行⑧(エストニアへ)
フィンランド旅行⑨(余話)

********旅の概要********

旅程 : 関西空港 8/28 ⇒ フィンランド ヴァンダー空港 ⇒ ヘルシンキ市内(6泊) ⇒ ヴァンダー空港 ⇒ 関西空港 9/4
宿泊 : アパートメントホテル
利用交通機関 : 飛行機・電車・メトロ(地下鉄)・トラム(路面電車)・フェリー・水上バス

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ヴァンダー空港からヘルシンキ市内へは、鉄道「(VR)を使った。昨年(2015年)開通した路線だ。到着ロビーからから表示に従って連絡通路を歩く。その途中に、切符の自動販売機が1台。初めての買い物は、ここで切符を買うこと。

英語表示にして、画面をタッチしていく。私にはできないから、娘に買ってもらった。それから長いエスカレーターで奈落の底よりも深くもぐると、10mもあろうかという幅広いプラットホームにでる。

電車はゆったりとして、旅行者が大きなスーツケースを持って乗っても大丈夫。

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途中の停車駅で、地元の人が乗ったり下りたりするが、席の余裕は十分ある。ヘルシンキが近づくにつれ。駅前にマンションのビルがならぶようになるが、あとは林と草原。

ヘルシンキ中央駅は100年ちょっと経たどっしりとした建物であるが、首都の、且つすべての路線の始発駅と考えるとあまりにも小さい。出入り口は、両開きの重い二重ドアが並んでいる。もちろん手動。

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ヘルシンキ中央駅からは、歩いて行くことにした。古い石畳の坂道を、スーツケースを引いて上がろうとすると、スーツケースは飛びあがって暴れる。地図を頼りに着いた先には、目的の物件はなく、最新のメールを頼りに歩き回って、ようやく見つけた。雨の日でなくてよかったと、しみじみ。

ホテルは古い建物。玄関を教えられた暗証番号を入れて入り、部屋の入り口の隠し戸から、カギを入手。ここにたどり着くまでいろいろあって、やっと部屋に入ることができた。

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部屋はよく掃除されていたが、思っていたより古く小さかった。娘は、予想していて部屋との落差に愕然とした様子だが、夫婦が2人で住むには足りる大きさだから、これで十分かもしれない。ベッドルームは、ダブルとシングルの2ベッドの予定だったが、Wのみ。わたしは居間のソファーベッドを使うことにした。

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調理器具、食器はそろっていて、その他の電気製品もかなりそろっているが、洗濯機はなかった。滞在期間中、大物以外を手洗いすることになった。

荷物を置いて、近くのスーパーへ夕食の買い出しに出かける。営業時間を確かめ、とりあえず飢えることがないのを確認した。